目次



第1章　はじめに

1.1　性能設計の態度

1.2　地盤工学とは何か

1.3　エンジニアと専門職

　　1.3.1　科学技術に関わる人々

　　1.3.2　専門職としてのエンジニア

1.4　設計法の考え方

　　1.4.1　デザインの本質とコミュニケーション

1.5　いま、なぜ性能設計なのか

　　1.5.1　性能設計が注目される理由

　　1.5.2　性能設計のメリット・すばらしさ

1.6　土木工学・地盤工学への展開にあたって

1.7　本書の特徴

参考文献



第2章　地盤工学における性能設計の導入

2.1　性能設計というアプローチ

2.2　性能設計概念に基づく設計の基本的考え方と地盤工学

　　2.2.1　包括設計コード

　　2.2.2.　性能設計概念に基づいた基礎構造物等に関する設計の考え方

2.3　わが国の動向

　　2.3.1　港湾構造物

　　2.3.2　鉄道構造物(土構造物)

　　2.3.3　建築構造物(基礎構造物)

2.4　諸外国の動向

参考文献


第3章　性能設計を支える要素技術

3.1　性能設計と地盤工学の問題設定

3.2　地盤の力学モデリング

　　3.2.1　初期値境界値問題としての見方

　　3.2.2　地盤材料の特徴とモデル化

3.3　地盤プロファイル評価法

　　3.3.1　一般的な特性値と設計値の設定方法

　　3.3.2　港湾の施設の技術上の基準・同解説による特性値の設定方法

　　3.3.3　港湾基準の方法と一般的な方法とによる特性値の比較

　　3.3.4　非排水せん断強さの特性値の設定例

　　3.3.5　地盤プロファイル評価のまとめ

3.4　作用の評価

　　3.4.1　照査用地震動

　　3.4.2　降雨作用

　　3.4.3　交通作用

　　3.4.4.　複合的な作用

3.5　性能の検証

　　3.5.1　確定論ベースの方法

　　3.5.2　信頼性設計

　　3.5.3　部分安全係数のキャリブレーション

　　3.5.4　みなし規定

3.6　要素技術選択のポイント

参考文献



第4章　これからの課題

4.1　技術と社会

　　4.1.1　社会実験

　　4.1.2　時間軸の考え方

　　4.1.3　限定的合理性

　　4.1.4　認知とは何か

4.2　情報のアーカイブ化

4.3　コミュニケーションと性能設計

4.4　性能設計のための学習と教育

　　4.4.1　性能設計を担う技術者になるために

　　4.4.2　設計(デザイン)を学ぶということ

　　4.4.3　知識ベースの技術者を育てるカリキュラムの提案　-高等教育と技術者教育-

　　4.4.4　リカレント教育

　　4.4.5　自習のためのヒント

参考文献



索引