平成25年に発刊しました「地盤工学・実務シリーズ31 地盤改良の調査・設計と施工-戸建住宅から人工島まで」について,執筆担当者が本書の内容を詳しく解説しています。

本講習会では、セメントならびにセメント系固化材の化学と改良の原理から、改良土の特性、浅層・深層混合処理、固化処理土の環境への影響など土を固める技術の応用まで幅広く説明し、最新の技術、対策例やその効果まで紹介しています。

本講習会では,「落石対策工の設計法と計算例」をテキストとして,落石問題に関する最新の調査結果や研究成果から得られた知見,新技術などに基づき,より実践的な調査・予測・対策工設計について解説しております。

本講習会は,「地盤材料試験の方法と解説」の発刊を契機に,日本各地に存在する「特殊土」について,その基本性質,特殊土に適した調査および試験方法,設計時における土質定数の扱い,災害事例との関連等について幅広く解説するものです｡また,「中間土」,「さんご礫混じり土」については,最新の研究成果に基づく話題を提供します。

本講習会は、既刊本「地盤工学入門」を用い、初学者を対象として、地盤工学全体を概観しつつ、基本的な概念を体系的に理解できる内容となっております。

本講習会では,地盤調査の方法と解説(通称:青本)の編集及び原稿執筆を担当した「地盤調査規格・基準委員会」および委員会内に設置した10のワーキンググループの主たる委員が中心となって講師を務めます。各講習が,規格・基準の使用方法のみを説明するのではなく,結果の解釈や利用方法も含めており,地盤・基礎工学,地盤環境調査等に携わる技術者・研究者に今後広く役立てて頂ける内容となっています。

土質力学の中において材料力学と構造力学、すなわち土のせん断強度と地盤の破壊について統一的に説明することは大変困難です。地盤・盛土・斜面の破壊・地すべりと土の要素のせん断破壊の関係、土のせん断強度をどのようにとらえればよいか、また、各種の問題と安定解析法の関連等がわかりにくいといったところが、初学者にとって理解の障害になっています。本講習会では、これらの問題の所在、考え方や判明している事実についてわかりやすく解説します。

本講習会では,近年の地震での被害事例などの新しい情報を多く取り込んだ「入門シリーズ35:地盤・耐震工学入門」をテキストとして、東日本大震災によって得られた知見も交え、地震・耐震に関する基本概念を分かりやすく解説いたします。

本講習会では,補強土工法の原理,引張り補強土工法の特長と補強材設置方向の影響,表面工(のり面工)の力学的重要性,盛土補強土工法と地山補強土工法の施工法・補強材・設計法の相違,補強土の高い耐震性,アンカー工法との原理的な相違,および地山補強土工法の現況と課題を説明します。